ウーマンラッシュアワーの風刺ネタは惜しい!(ダウンタウンは弱いイジメか?)

THE MANZAI2017楽しかったですね。最も話題になったのがウーマンラッシュアワーのネタでした!政治風刺のネタで、賛否両論を巻き起こした訳ですけど、私の感想は「非常に惜しい!」です。今回は所詮素人が偉そうにその理由を述べてみようと思います。

 

 

本当に放送禁止なのは鳥肌実さんくらいのはず。

 

 

・風刺ネタ自体は認められるべきだが。。。

 

ウーマンラッシュアワーのお二人の今回のネタは主に政府批判でした。それ自体を悪く書くつもりはありません。むしろ今の時代にあれをやりきった事は素晴らしいし、オチにパラダイス「(最大の問題は)国民の意識!」村本「お前たちの事だ!」絶品ですよ。ただ、この漫才、事実を上手く言ってるだけでボケてないんです。芸人がボケないってアリなんですか?彼らの漫才は面白いけど、笑えはしない。お笑いのカテゴリとして扱っていいのかなぁってのは感じました。その分爆笑問題のお二人は上手ですよね。だからといって別にやるな!と言ってるのではないのです。色々な漫才、色々な主張があっていいじゃないですか。

 

 

 

・彼らを政治利用するな!

 

今回このネタを披露した結果、大変話題になりました。が、彼ら(というか村本さん)を持ち上げる人は二通りいると思います。「風刺ネタをやったことを褒めたい人」と「政治利用したいだけの人」です。あのネタは政治利用されます。村本さんが所謂リベラル思想の持ち主でそれを歓迎しているならそれはそれでアリです。しかし!彼のTwitterを拝見する限りでは、そういう事は嫌っているように見受けられます!ならば村本さんは「野党批判も入れるべき」だった!!そうすれば、単純に風刺ネタを褒めたい人だけが集まったはずです。だから、ウーマンラッシュアワーのネタは惜しかった!リベラル派の皆さん、仮にウーマンラッシュアワーが政府を褒め倒す漫才を披露していたなら批判してたでしょ?

  

 

・(おまけ)ダウンタウンは「弱い者イジメの笑い」か?

 

ウーマンラッシュアワーの漫才が話題になっている最中「ウーマンラッシュアワーのこのネタは笑いが上品で素晴らしい。松本人志の笑いは『弱い者イジメ』だから嫌い」という旨のツイートが大変拡散されていまして、色々と引っかかります。ダウンタウンって「弱い者イジメの笑い」ですか?それは、単純に彼らが大御所になってしまった為に、出演者の中で彼らが一番大物になってしまいがちだからそう見えるだけじゃないですか?彼らはゲストが大御所でも同じようにいじり倒してますよ。みのもんたさんの頭叩いた事あるのは浜田さんくらいでしょうよ。だから、「弱い者イジメ」というよりは「全員イジメ」です!それの好き嫌いは確かにあるだろうとは思いますけどもね。そして、松本人志さんが非常に保守的思想の持ち主だから狙われやすいのでしょう。で、そのツイートの発信主の方はやはり非常にリベラル思想で活動的でしたから、やっぱりなぁって感じです。安倍さんを批判する芸人がいても安倍さんと会食する芸人がいてもいいじゃないですか。個人的にはダウンタウンの笑いは好きな部分と嫌いな部分があります。松本さんのワードチョイスは天才ですよ。けど、特にガキ使の笑いは下品な事が多いので好きじゃないです。けど、好きな人も大勢いらっしゃるので認められるべきなんです。あと、村本さんの日頃の言動とか「お前たちのことだ!」とか少なくとも「上品な笑い」とは呼べない気がします。。。

 

 

 

いかがでしたか?最後までお読みいただきありがとうございました!私はウーマンラッシュアワーが風刺ネタをやった事自体は賞賛していますので、これからもやってほしいし、そういうネタやる人もっと増えてもいいなと思います。また!

 

P.S. 茂木健一郎さんがやたら松本人志さんを批判したがる理由が思想云々じゃなくて「IPPONグランプリを初回で降ろされたから」だったら面白いなぁ。。。