池井戸潤原作民放ドラマ超個人的オススメランキング

今回は!流行に便乗しろ!池井戸潤原作民放ドラマ超個人的オススメランキングです!!丁度半沢直樹をやってるんで池井戸潤さんに興味を持って調べてみました。すると、かなり映像化されてる事が分かったんですけど、民放連続ドラマに絞ったら11作品ありました。で、大抵は本放送観てるんですけど観てないものはこの際にDVD借りてきて観てみましたので今回はその報告会だと思って頂ければと。

f:id:hypnosis772:20200901001017j:plain

半沢チームでやった重松清作品。。。視聴率はイマイチだが僕はこれが群を抜いて一番好き。。。

第11位 ようこそ、我が家へ

残念ながら最下位になったのはコレかなぁ。池井戸臭い弱いのもそうだが、話が陰湿ですよ。で、良くも悪くもフジっぽい軽さがミスマッチ。これ以降フジで池井戸作品やってない事を踏まえるとやはり不評なんでしょうね。基本的に池井戸作品は視聴率取れるし映像化しやすいものばかりなんで本来喉から手が出るほどどの局もやりたいだろうに月9でやって失敗するやっぱフジは馬鹿。が、木曜劇場ならいい空気でやれる気するんだけどなぁ。「池井戸潤ミステリーズ」とか名付けて短編をオムニバスでやるとかさ。頑張ってください。。。

 

第10位 下町ロケット(2018)

これ原作が悪いんですけど、一期がロケットと人工弁で華やかさあったのにこれはトランスミッション農耕トラクターですからね。地味!最終回無理矢理帝国重工内部がSFの基地みたいなのになるし。。。まぁ無理があった。

 

第9位 陸王

老舗中小企業の生き残りをかけたランニングシューズ作りというニッチすぎる内容、池井戸さんが売れてなきゃドラマ化なんかなかったろうなぁと思いますが、凄く共感できる話ではあった。にしてもTBSの池井戸は家族のシーンなんでほんのちょっと入れるの?一番気になるのはそのほんのちょっとのご家族のキャストが名簿では上位を固めてること。。。

 

第8位 下町ロケット(2015)

直木賞受賞作品だから池井戸潤さんの代表作としては半沢直樹よりこっちなんでしょうね。外科医今田さんがピンとこなかったが、製造業技術者特許裁判プライド、、、半沢とは別の角度からカッコいいシーンの連続でした!最後無理くりロケット飛ばしたの笑っちゃったけどね。。。

 

第7位 ノーサイド・ゲーム

TBSの池井戸作品は所謂半沢スタッフがずっと制作してるんですけどもその中では一番異色かなぁと。主題歌がある点、主役が大泉さんで若干コメディを挟む点。これラグビーワールドカップ後ならもっと数字取れたろうに。ラグビーが結果的に盛り上がったのはこのドラマでちょっとラグビーの理解を深めたのも大きかったと思いますよ。日テレは感謝しろよ!!

 

第6位 花咲舞が黙ってない(2014)

で、そんな日テレですけども。これ一年スパンでやったし内容もあんま変わんないんでほぼ同率だと思って頂ければ。ま、2期の方が若干話大きくなるんで一期を下にしました。まぁこれ実質池井戸潤作品の短編集みたいなとこあります。それを花咲舞に改変してよくも綺麗に日テレの色に丸め込んだなと。基本的にTBSがやるものより手形無くした!とか稟議書書いてない!とか小ちゃい話(いうて大問題やけど)を扱うんでTBSのが好きとか池井戸潤が好きという人にはさほど向かない。日テレらしいドラマが好きな人が観るやつです。なんでこういう企画やるんだって話だが僕は基本的に重いドラマ苦手なんでこんくらいが良かったりする。。。

 

第5位 花咲舞が黙ってない(2015)

こっちでは願望というか予言を。これやってから杏さんは出産とか色々あった訳です。けど、原作は続編出てるんですよ。そもそも日テレは半沢ブームに乗っかって企画した感否めないんで再びの半沢ブームに乗じて来年辺りやるんじゃないですかね?(奇しくも杏さんが国民全体から応援されてる時期でもあるし。。。)銭ゲバの日テレならやると思うんですよね。。。

 

第4位 半沢直樹(2020)(暫定)

放送中なんで暫定です。あの、やっぱ面白い!一期半沢から山ほどやってきた池井戸作品から銀行という特色を活かしていろんなとこで企業名とかリンクさせてくるとこは見事。が、ちょっと下手かなぁ。半沢は前作と脚本家は変わってて今作の脚本家は何と驚異の視聴率2.8%を叩き出したHEATの脚本家なのだ!!歴代最低視聴率を出した脚本家が21世紀最高視聴率ドラマ続編書くなんて人生わかんねぇな。ちょっとボケに走りすぎ感はある。大和田とか黒崎とか人気キャラ無理矢理くっつけてる感あるもん。けど、引き換えてもやっぱ面白い!政治扱うから視聴率上がりにくいとは思うが期待してます。時代の流れ的に令和でこれより高視聴率ドラマ生まれないだろうなぁ。歴史的ドラマ絶対見ようね!

 

第3位 ルーズヴェルト・ゲーム

影薄いやつ三位にしてやりました!半沢から一年、半沢スタッフ集結!と大宣伝の割に今ひとつの視聴率だったし、外様社長の苦悩と社会人野球チームの物語の両立と話もややこしい。けど、この重厚さが僕は好きでした。

 

第2位 民王

池井戸潤作品最大の異色作です。コメディもええとこ。総理大臣と馬鹿息子が入れ替わってる!って君の名は。状態。それをほぼコントみたいなドラマにしちゃったから凄い。けど、国会議員が漢字読めないなんてもう誰かと入れ替わってるだろっていう風刺だと思えば深く思える。そんで遠藤憲一さん菅田将暉さんがまぁ上手!プロの凄まじさを感じる。僕はこういうの大好きだから二位にしたけどまぁ一般的にTBSの一連のアレが好きな人は受け付けないでしょうね。

 

第1位 半沢直樹(2013)

一位は結局これというね。原点にして頂点。これが社会現象になって一番驚いたのはTBSだったろう。そりゃ面白いんだけど、にしても、有り得ない視聴率。なんでこんなにも極端な高視聴率取れたんだろ。。。よく勧善懲悪だからとか変顔が面白いからとか言われるが、僕が思うに、銀行という国民全員が関わってる場所を舞台に不正を暴いてる姿を社会人として見とかないといけない!という心理が働いたんじゃないかと。で、結構事件起こって犯人を探すという実は刑事ドラマみたいな側面も強くてそりゃ人気出るわ。偶然の産物とはいえ、この作品以降いろんな半沢的要素を踏まえたドラマが増えた。お笑いがダウンタウン以前ダウンタウン以降に別れるというように、日本のドラマの一つの分岐点になった作品と思います。

 

いかがでしたでしょうか?最後までお読み頂きありがとうございました!ということでTBSは年一ペースで池井戸潤作品をやってるんだが、半沢で始まり半沢で終わるのが美しいような気はする。が、安定して視聴率取れるからやるかなぁ。。。で、余談ですが、映画で「空飛ぶタイヤ」「七つの会議」ってのがあってそれも観ました!七つの会議は半沢スタッフで作ってて勿論面白いんだけどちょっと余計かなぁというもやっとしたギャグが気に食わないのでここに入れるなら陸王の下、空飛ぶタイヤは謎解きがよく出来てて勿論面白いんだけど淡々と進むんで入れるなら陸王の上くらいかなぁと。つうことで若干辛口になりましたけどやっぱ面白い!!池井戸潤さんこれからも素晴らしい作品をお願いします!才能あるって羨ましいね!!!