三谷幸喜「脚本と監督」作品超個人的ランキング!【最新作「記憶にございません!」大ヒット記念!】

今回は、三谷幸喜さん「脚本と監督」(必ずこの表記だから凄くこだわりがあるんだろなぁ)最新作「記憶にございません!」大ヒット記念!三谷幸喜「脚本と監督」作品超個人的ランキングです!私は映画マニアじゃないし、もちろん三谷さんの「脚本と監督」作品は全部観ましたが、他には古畑任三郎を全体観たくらいで特段三谷ファンでもないんだけど、とにかくやってみたいからやってみよう!!

 

けど、これがやっぱ一番!ハンマーカンマー。。。

第8位 ギャラクシー街道

んま、これを上位にすると如何にも逆張りみたいな感じですから流石に最下位です。公開当初から出演者すら「面白い」とは言わなかったような。。。何でこんなんのが出来てしまったのか。真田丸のストレス発散で好き勝手やった結果じゃないかなぁ。。。けど、スタートレックのコントというか、究極の多文化共生だなぁと思うと、実は深いんじゃないかと思えてきたり。。。いや、厳しい!。。。

 

第7位 ラヂオの時間

監督としては初の作品ですね。ラジオドラマという喋れば設定から何から全部変えられるという特性を上手く利用した見事な脚本です。が、やっぱり舞台ですよ。舞台で観るのが一番いいような。

 

第6位 THE 有頂天ホテル

現時点では一番のヒット作ですか。一番「三谷」ぽい作品かなと。嘘をついたら取り繕う為にまた嘘をつかないとならない。そして、ひっちゃかめっちゃかになるという三谷脚本の真骨頂ですよね。全然関係なさそうな物語が段々とくっついていくのも面白い!けど、これもやっぱ舞台ぽいなぁと。映画としての深みはあんまり感じられませんでした。申し訳ないけども。

 

第5位 清須会議

真田丸で本能寺あたりをすっぽかしたのはこの映画を観ろ!ってメッセージですかね。ま、史実と結構違うのでしょうが、勉強になるし、話し合いは面白い!秀吉の凄さを分かった気になれる!なんだけど、集中して観ないとついていけなくなるし、退屈な時間も結構ありますよね。それに歴史物だから仕方ないですが、三谷感をあんまり感じられないなぁと。

 

第4位 記憶にございません!

最新作ですね!だから、ネタバレにならない程度にしないとですね。ま、発想が面白い。政治家が本当に「記憶にない」なんてあり得ないもん!ま、政治的メッセージはないとしてますが、あるっちゃあります。だけど、上手なのは「これが正しい!」とはやらないでどれも馬鹿にしてる感じ。凄いバランス感覚だなぁと。ただ、そこまで盛り上がる感じはないんで好き嫌いは別れるかなぁと。

 

第3位 ステキな金縛り

落武者の金縛りにあっていたというアリバイを「嘘ならもっとマシな嘘をつく」って名言だと思いますね。ファンタジーミステリーだけども重くない。あり得ない描写ばかりだけど人間心理を案外描いてるような。それで、深津絵里さんがとにかく可愛い!あんまり仕事しなくなっちゃったなぁ。自由ではあるが、出来ればまた出てね。

 

第2位 みんなのいえ

一番地味なのを二位にしてやりましたよ!田中直樹さんの俳優としての才能を見出したのはでかいかなと。で、田中邦衛さんがすげぇ人なんだなぁとよくよく感じました。皆んなが我儘やり出すと大変だなぁってね、けど笑えるというかね。これは舞台でやりようがないので映画らしく素晴らしいなと。三谷臭があんまりしないので結構観やすいです。

 

第1位 ザ・マジックアワー

さ!一位はやっぱこれだな!映画撮影と騙して伝説の殺し屋という設定になってもらおう!というひたすら無理がある物語ですけども、全体を通して映画愛というか人間愛を感じます。それで、三谷さんのすげぇな思うとこですけど、オチが華々しくオシャレ。これが一番です。

 

三谷さんの作品は愛があるなぁと。人の良いとこ悪いとこひっくるめて人間って面白いね!みたいな。殆どハッピーにオシャレに終わるから気分がいいですよね。しかし、正直あんまり心に残らない!それも娯楽としては正しいような気がします。ぶっちゃっていえば昔のように連ドラやってくれないかなぁ。朝ドラとかさぁ。とにかく大天才とは思う!映画番宣でボケのようにテレビ出まくる姿勢はいかがかと思うが、ひっくるめて僕のこの人好きです。