嵐とSMAPの違いを考えてみる。

ご存知の通り、嵐が2020年末をもって活動休止を発表しました。SMAPの解散騒動を思い出した方も多いでしょう。けれど今回は解散ではなく活動休止で、会見も明るいものでした。今回は嵐とSMAPの違いを考えてみたいと思います。年齢が違うとか派閥が違うとかいう話がしたいのではありません。グループとしての性質の違いです。私は正直嵐ファンではありません。どちらかというとSMAPの方が好きでした。だけど、SMAPファンというほどでもありませんでした。ただのテレビっ子の戯け話と思ってください。ファンに怒られそうな内容です。。。



・戦隊モノとウルトラ兄弟みたいな違い

どういう事かというと、あくまでイメージの話ですが、嵐は「5人でひとつ。チームとして結束した時に強大なパワーを発揮するタイプ」な気がします。普段の様子や会見を見ても分かる通り、嵐は互いが互いを尊重しあってフォローしあっている関係性にみえます。活動の主体はチームです。からしばらくは紅白の司会も五人でやっていたのでしょう。戦隊モノもメンバーが揃った時に力が最大限高まりますものね。一方SMAPは「5人がひとつひとつ。個人でもやれるがチームで揃った方が良い。」みたいな考え方のチームだと思います。現在なんだかんだ6人とも各分野で成功していますから尚更そう思いますね。いざという時に揃うウルトラ兄弟みたいな関係性だったように思います。紅白の司会は中居さんが任されてましたもんね。別にどちらかを褒めてどちらかを貶しているのではありません。どちらも日本が誇る国民的アイドルなのは間違いありません。

 

・仲良くしたいか競争したいか

嵐は仲良しですね。というのも皆が皆平等な感じがします。勿論、司会なら櫻井さん、歌なら大野さん、演出なら松本さんというように傾向はありますが、これら挙げたものは別に特化している訳ではなく全員が全員それなりにはできます。協調性の高いグループだと思っています。一方SMAPは司会なら中居さん、俳優なら木村さんが時代の頂点を極めました。他の4人もそれぞれ沢山の賞や記録を持っています。どこかのジャンルでは一番獲るぞ!みたいな気合いがあるグループでした。別に不仲だったといいたいのではないのです。スポーツでもライバルが互いの健闘を讃え合うように戦友という意味では絆が深かったはずです。解散したのは全て事務所が悪いのです。

SMAPには「世界に一つだけの花という圧倒的な代表曲があります。しかし、嵐の代表曲といえば人によって様々な意見が出る事でしょう。別に一番を目指すのが絶対的に正しい訳でもなく、むしろ嵐の方が現代っ子なイメージです。これは完全に好みであり、どちらも素晴らしいのは間違いないのです。

  

・スタートから違う。

嵐は活動休止、SMAPは解散を選んだ訳ですが、この終わり方の違いは始まり方の違いから起きた気がします。嵐は全員Jr.として活動していたところ、突然集められていきなりデビューでした。彼らにとって嵐はこの5人しかあり得ないのです。SMAP光GENJIのバックダンサーグループとして結成され、当初メンバーは流動的でした。だからSMAPは6人から5人となっても活動を続けてたし、嵐は1人が休むなら全員が休もうとなったんじゃないかと推測します。SMAPが活動休止ではなく解散を選んだのは苦渋の決断であり事務所が全て悪いのだと思いますが、ジャニーズにしてはかなり待遇の悪いスタートからスターに駆け上りメンバーの脱退や逮捕を乗り越えてきた経験から一人一人の自信があったんじゃないかと思います。嵐はSMAPほどは波乱万丈ではなく概ね順調にやってこれてますし、今更わざわざ険しい道を選ぶ必要もない訳ですから活動休止を選んだのかなぁと思っています。

 

とりあえず書いてみました。自分でも途中で違うかなぁとか止めておけばよかったかなぁとか色々考えました。とりあえずまとまってもないけど、私の意見として書いてみました。少なくともいえるのは嵐はあくまで活動休止です。嵐ファンには10代思春期の女性の方も沢山いる事でしょう。あくまでも活動休止だからね。必ず帰ってくるからね。それまでしっかり生きるんだぞ!!そして、SMAPは解散したし事務所も分裂しましたけども別に再結成したっていいんですからいつかは5人ないし6人集まった姿が見たいものです。SMAPファンも生きろよ!!とりあえずは2020年末まで嵐が嵐らしく活動を楽しめますように。